女性の脱毛症、こんな原因も


20代のうちから薄毛・抜け毛を気にする女性が増えています。
通常、加齢にともなう抜け毛・薄毛はある程度は仕方のないもので、40代半ばくらいから薄毛は進行します。
ですが若い内からあまりに髪の毛の脱毛が進む場合、病気が隠れていることもあります。
1日100本程度の抜け毛なら通常のヘアサイクルの範囲内ですが、多くの毛髪が抜け落ちる場合、脱毛症かもしれません。
脱毛症にもさまざまな種類がありますが、女性に特有なのが毛髪のヘアサイクルにおいて休止期の状態にある毛が増えてしまう「休止期脱毛状態」です。
これは出産などで女性ホルモンのバランスが変わることで起こります。
出産後2ヶ月くらいから目立ち、6ヶ月くらいには徐々に治まる場合が多いです。
これは一時的なものですからほとんどは心配いりません。
ですが、あまりに長期間にわたり髪が生えない、抜け毛が多いという場合は、皮膚科を受診してみましょう。
また、全身状態に伴う脱毛症として、ストレスや急激なダイエット、一部の薬などでもこうした薄毛が起こることがあります。
便秘、発汗減少、皮膚乾燥、体重増加、無気力、眼球が出てくる、のどぼとけ付近が痛むなどの症状がある場合、甲状腺機能異常のことがありますので、すぐに医療機関を受診しましょう。

休止期性脱毛症

頭皮の環境悪化により、毛髪が休止期のままで髪がやせ細る「休止期性脱毛症」というのもあり、こちらは男女ともに起こります。
シャンプーやヘアケア剤が合わずに頭皮に炎症が起こる、皮脂の分泌が過剰になり毛穴がつまったり細菌が繁殖する、フケ症により毛穴がつまったり炎症が起こる、などの原因が挙げられます。
体質にあったシャンプー剤で正しいシャンプーをするなどで改善することもありますが、症状がひどい場合皮膚科を受診しましょう。
また、女性ホルモンよりも男性ホルモンの働きが優位になることで薄毛になる「男性型脱毛症」は、女性でもなることがあります。
こちらも、生活習慣を改善すると同時に、薄毛治療を行っているクリニックに相談すると良いでしょう。
費用は高額ですが、一定の効果を期待するのであれば市販の育毛剤よりもクリニックで専門医に診てもらうのがオススメです。
また、同じ場所で髪を結び続けることでおこる「機械的(外傷性)脱毛症」、ストレスが原因でおこる「円形脱毛症」などもあります。